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なんという恐ろしい化物なのだろう。 僕はとんでもない身体になってしまった。 世界中、隅々まで探してもこれ以上の生き物はいない。 こんな化物、この世に存在して良いはずがない。 嗚呼どうか。どうか皆さん、僕を殺しに来てください。 だれでも構いません。この化物に立ち向かえる人なら、誰でも。 そんな素敵な方がいるのなら、僕は────── ──────僕は…。 ◆◆◆ 男は震えていた。 自身に宛がわれた肉体、吸血鬼(ヴァンパイア)アーカード。 500年も昔、悠久の時から生き続ける串刺し公。 大英帝国が誇る対吸血鬼機関 王立国教騎士団ヘルシングの鬼札。 人である事を諦め、生命の理に背いた同じ吸血鬼さえ。 泣いて自らが唾吐いた神々に許しを請う最強のアンデッド。 信仰、戦争、憧憬。様々な執念に執り憑かれた極々少数の狂信者達。 化物も死さえを恐れぬジャンキー共ですら終ぞ滅ぼしきれなかった不死者。 タブレットとの壮絶な悪戦苦闘の結果把握した、その語るも悍ましき力と異常性に。 戦争も異能さえ知らぬ男は、心の底から震えていた。 無理もない話ではある。 不死身の吸血鬼など、一小市民に宛がうには過ぎた力。 例え殺し合いで生き残るには限りなく最適な身体であったとしても。 人は有り得がたき力に恐れを抱く。人は人ならざる身へと堕ちた事実に絶望する。 実際男も、アーカードをこの世に存在してはならない、忌むべき化物だと判断していた。 決して生かして還してはならない世界の異物。 化物は葬られなくてはならない。 男は、自らの死を願う。 肉片の一片から毛髪の一本に至るまで、徹底的な己の根絶を望む。 鮮血で丹念に染色したかの如き、死臭漂う真紅の外套を纏った吸血鬼。 此処が日本ならいざ知らず、こんな狭く小さな世界なら必ず大勢の耳に届く。 人喰い・化物喰いの悪鬼羅刹。 その所業とあり方を聞けば誰もが、恐れ、忌み嫌い、蔑み、討伐の対象とする。 正義か、保身か、それとも狂気か。 思い思いの信念を掲げて皆が化物を殺しに現れるだろう。 男は将来待ち構える、自身の凄惨な末路を思い浮かべ─── 「──────ああ、素敵だ」 全身から溢れ出る"歓喜"を言葉で紡ぎ。 「化物(これ)なら皆きっと、僕を残酷に殺してくれるぞ」 無限に膨張する妄想の中で震え───そして、絶頂した。 ◆◆◆ アーカードに宛がわれる魂が、ありふれた一般人であるはずもなかった。 肉体が生粋の怪物であるならば、精神もまた一種の怪物でなくては釣り合わない。 吸血鬼に宿った新たな怪物の名は辺見和雄。 誰に対しても物腰も柔らかく、人当たりの良いニシン漁師。 しかし、その正体は犠牲者総数百名以上にも上る連続殺人鬼。 変人奇人の巣窟、網走監獄の刺青囚人の中でも一二を争う大罪人。 辺見和雄の犯行動機は自身への殺害願望。 「凄惨に殺されたい」と言う度し難い性癖こそが殺しの原動力。 幼少期、彼は魅了されたのは猪に食い殺されんとする弟の姿。 人の力で絶対に勝ち目のない獣に押し倒され、生きながらに肉を貪られ続ける。 そんな絶望の中、弟が生を掴む為、必至に藻掻いた。藻掻いた末に、抵抗虚しく死んでいった。 弟の最期に魅せた『命の煌めき』。その美しさに辺見は深い羨望と情欲を抱いたのだ。 弟と同じ光をもっと見たい。自分も弟の様に輝きたい。 抗い難き強者を前に、足掻きに足掻いた末死ぬ。 最期の一滴まで命を絞り尽くした果てに放たれる、命の煌めきを夢見て。 辺見和雄の宿願は既に達成されている。 ようやく巡り合った"素敵な人"との煌めき(ころし)合いの末。 横から現れた無関係のシャチにより与えられた理不尽な死。 弟と同じく唐突に訪れた絶望に抗い、太陽もかくやと言うほどに、輝きを放って死ねたのだ。 故に辺見はこの地で覚醒した当初、深い虚無感に包まれていた。 あれ程凄まじい死は、何度生き返ろうと二度と実現不可能。 文字通り天にも昇る幸福を知ってしまったら、もう第二の人生など蛇足でしかない。 それなのに蘇らせるなんて、なんと無粋な真似を、と。 (世界はなんて広いんだ。僕の死が霞む程の絶望が、この世にあるなんて──!) だが、「えんむ」と名乗る少女のが開いた殺し合い。 精神の入れ替わり、世界を圧し潰す巨大な月、そして死なずの君、アーカードの存在。 殺し合いの壮大なスケールを理解した時、辺見は自らの浅はかを思い知らされた。 次々に辺見を襲う想像だにしない衝撃の事態は、充足感が作り出した天井を易々と突き破り。 その穴から広がる夜空に、爛々と輝く煌めきがまだまだ沢山あると教えてくれた。 (しかし僕の浅識っぷりでは、彼の煌めかせ方が皆目見当がつかない…) アーカードが持つ驚異的な戦闘能力と再生能力。 玉切り包丁で首を撥ねられようと死なず。 機関銃の雨に撃たれようとケロリと起き上がり。 獰猛なケダモノの群れに全身を引き裂かれようと生還。 例え日露両国を敵に回し、全勢力と戦争したとて。 自らが作り上げた夥しい屍の大地に立ち、嗤う姿が目に浮かぶ。 この有様では、彼の望む死など迎えられるはずがない。 常識の範疇で殺し合っても、アーカードが蹂躙してお終いだ。 迫る来る理不尽を前に足掻く人々の姿は、それはそれで綺麗だろうが、駄目なのだ。 一番味わいたいのは己自身の煌めき。必死の抗いでのみ得られる生の極致。 死と隣合わせで無くては得られない輝きは、終わりなき不死者とって最も縁遠い光。 「でも、きっと大丈夫ですよね?だって──ここは殺し合いなんですから」 ならばと、彼は考えた。 自分では考えつかなくとも、まだ見ぬ誰かに期待すればよいと。 ここは想像も及ばない出来事ばかりが起こる場所。 化物による蹂躙劇の舞台ではなく、殺意渦巻く戦場なのだから。 アーカードも一参加者。殺せない参加者など呼ぶはずがない。 吸血鬼と同じく人々に理不尽を振り撒く怪物。 怪物を恐れず、恐れようとも死に立ち向かう勇敢な人間。 不死者とそれに比肩する超人達との殺し合いは、辺見には想像の及ばない未知の領域。 其処に必ず、この怪物(アーカード)の死は存在する。 彼は確信していた。人と化物、化物と化物による闘争の果て。 その先に訪れるであろう吸血鬼の眼すら焼き焦がす程に眩い、命の煌めきを──! そうと決まれば探し(ころし)に行こう。 僕(バケモノ)"なんか"に殺されない、強く激しく煌めかせてくれる人を求めて。 やる事はいつもと変わらない。 死(エサ)をばら撒いて、獲物が食いつくのを待つだけ。 殺して殺して殺し尽くした先に、素敵なひと──杉元佐一の様な運命的出会いが待っているはずだ。 いや、もしも。 もし彼も殺し合いにいるとしたら。 その時あの人はどんな姿でいるだろうか。 自分と同じ化物?それとも何の力も持たない人間? いや、どっちだろうと関係ない。 何故なら彼は不死身の杉元。 如何なる死も捻じ伏せ、跳ね除け、乗り越えて来た兵士。 積み重ねた死を一つとて忘れず、罪を背負い、罰を覚悟して生き続ける人殺し。 誰よりも死を前に諦めず抗ってきたからこそ、強く激しい煌めきを持った素晴らしい人間。 彼ならば、理不尽な死(アーカード)を前にしても、全力で抗うだろう。 禍々しくも輝かしき、絶望の月の下、また巡り合えたなら。 姿形は違えど、化物を葬りに来た彼と、また一緒に煌めき合えたなら─── 「そんなの、最高すぎるじゃないですかぁ……!」 甘美な未来に、辺見の頬がだらしなく緩む。 その浮かれ姿は、人間に殺戮と闘争を振り撒く化物にあらず。 さながら思い人との逢瀬に一喜一憂する、うら若き乙女の様であった。 ◆◆◆ 嗚呼どうか。どうか皆さん、僕を殺しに来てください。 だれでも構いません。この化物に立ち向かえる人なら、誰でも。 そんな素敵な方がいるのなら、僕は──全力で殺しに伺います。 ですからどうぞ。貴方達も全力で抗ってください。 殺し合いと言う名の絶望の泥の中で。 さぁ一緒に煌めきましょう。 【辺見和雄@ゴールデンカムイ】 [身体]:アーカード@HELLSING [状態]:健康、高揚感、下半身がちょっと湿っている [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:生前以上の最高の煌めきを探しに。 1:自分の存在を喧伝出来る様に、参加者を殺していく。 2:化物と殺し合える強い人を見つけたら、煌めかせてもらう 3:杉元さんが此処にいたら…最高過ぎるッ!! [備考] ※死亡後から参戦。 ※現状命の残機は1。この状態で心臓を破壊されれば復活せず死亡します。 ※拘束制御術式の制限は採用時、後続の書き手様にお任せします。 72 ドワーフの息子、ドワーフになる 投下順に読む 74 どこでこわれたのohフレンズ GANE START 辺見和雄 本編16 眠れ赤子のように、消えよ数多の塵のように(前編)
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トップページ ミルキィ用語 吸いましょう! 吸いましょう! 吸いましょうとは? アニメ・ミルキィホームズの方向性を決定付ける事となったシャロ屈指の名台詞(2話)。 コーデリアさんの砕いたうまうま棒のカスを必死に吸うシャロ達の姿は視聴者に衝撃をもたらした。
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なにかになりたい者。なれなかった者。 静香とPとが織りなす淡くも太い関係性のPドル。香りもいい。 読みやすい文体のおかげで内容がちゅるちゅると吸い込みやすく、表現ののどごしも良い。 静香自身も可愛らしく、時折見せる「子供っぽさの否定」の弾力もあって、くたくたなんかではない彼女の食べごたえの良さが旨く表現されてる。 -- (まいてぃん) 2020-06-14 02 07 12 音楽で繋がる関係というものはいいですね。言葉の先の領域にある二人だけの世界はなによりも美しいものです。人の心には音楽が流れていて、それが響き合うのが愛であると思えるような素敵な作品です。 Pと静香が音楽を通して好きと向き合うという同じ場所にたどり着く展開も良いです。 -- (ゲッター線の使者) 2020-06-14 02 56 06 アイマスはアイドルが主役のコンテンツだから、当然その子がアイドルになったことによる変化が描かれる。 Pがアイドルと出会うことでどう変わったか。これを描くのは二次創作の特権と言える。 静香とP、アイドルとプロデューサーという関係が2人を結びつけ、音楽がその結びつきをより強固にした。 Pが作り、静香が奏でる曲が文章から聞こえてくるようである。 -- (MRMT) 2020-06-14 12 15 32 素敵なお話をありがとうございます。 静香らしい、静香を大切にしている気持ちが伝わるお話でした。 -- (かめぴ) 2020-06-14 13 26 38 最上静香のまっすぐさが丁寧に書かれていると思いました。 ここの静香は周りの人に恵まれていますね。 王道で満足感の強い物語でした。 良いお話をありがとうございました。 -- (ビンゴ) 2020-06-14 21 18 54 それを楽しんでいる時より、それを止めた後の方が、なぜか大切に思えてしまう。 そして、その気持ちを知らない人に自分を重ねてしまい、止めないでくれと、それを失った時の寂しさを知らずにいてくれと願ってしまう。 最上静香より長く生きているからこそ、止めないでくれと思ってしまうプロデューサー。 アイドルとしてストイックに上を目指しているからこそ、大切なものを手放そうとする静香。 そこに正解はないですが、それでも失う前に大切なもの気付けた彼女はとても幸せだと思います。 アイドルとプロデューサーをこういう関係性の中で描いてみたいと思わせてくれる、とても素晴らしい物語でした。 -- (uskP) 2020-06-15 00 38 19 しっかりしているようで、やっぱり子供っぽい静香の可愛さが鮮やかに描かれていてとても可愛かったです。 Pの後悔が静香を突き動かし、静香がまた止まってしまったPの時間を突き動かす。互いが互いを思いやる連鎖が、ピアノを奏でる右手と左手のようでとても美しいなって思いました。 大好きです! -- (タオール) 2020-06-17 01 17 11 個人的にこの作品で好きなポイントがPドルと称していながらPとアイドルが 恋人になる、という一線を超えないところが好きです。 ドラマのストーリーもよくまとまった構成で1時間のスペシャルドラマを 見ているような、そんな感じでした。 どこに着地するのかが分からない前半から、多少流れが分かってくる後半の きっかけにもなるPと静香の喧嘩が、これまでの2人の関係値で 起こりうる喧嘩なのか…?となったり、東京駅のベンチってどこだろう とか余計なことを考えてしまいましたが、 オチの部分、綺麗な着地を決めたので、すごく良い読後感があります。 他の読者の方もきっとここを綺麗に決めてくれたことで 気持ちよく読み終えてると思います。本当にとても良い作品でした。 -- (七瀬) 2020-06-17 16 20 50 静香が可愛く思えた作品でした。 -- (aozume) 2020-06-22 20 50 59 しっとり甘い、上品なチョコみたいなお話でした。 どうしていおりんはこんなに頼りになるのか。 -- (海道) 2020-06-24 14 04 59 集中と選択も一つの解ですが、一つも手放さないのもまたありうべしですね。このプロデューサーならそんな未来もあるでしょうね -- (ririwo) 2020-07-01 19 00 02 何かを選ぶときに何かを捨てる理論ありますけど、 好きなことって意外と重荷にならなかったりしますよね。 覚悟の使い方が重要かと思いましあ。!。 -- (譜らdance) 2020-07-02 14 59 29 最近の推しの作者さんの1人です。ローズヒップもこれも好きです。作曲をやめてしまったPとピアノにも打ち込む静香という設定がよかったですとても好みでした。ストリートピアノというのもおしゃれ。綺麗な話の流れや静香の可愛らしい部分が垣間見える一人称か印象的でした。あとちょくちょく登場する星梨花がかわいい。 -- (シマ) 2020-07-08 14 02 33 結論から申し上げますと、描写不足が難点の、 本当に「惜しい」作品だと感じました 静香とPの趣味・特技などを並列させて物語を進めていく 手法は非常に好感をもちました。 しかし、お互いに音楽に携わっているという共通点を持たせた からには、もう少し音楽に真摯になっていただきたかった、 と思いました 特に最後の方のPの作った楽曲に関しては、もっと具体的な 描写がないのがとにかく残念でなりませんでした ここの描写は登場人物の写し鏡になるような非常に重要な締め となる部分でして、ここを薄っぺらくすると、 今まで描写が薄めのPの掘り下げがより一層浅くなり、 音楽を共通点にして物語を進めていくというメリットが 丸潰れになっているようにさえ見受けられました 作者様の中で、Pが作った楽譜のメロディは頭の中に 出来上がっていましたでしょうか? あの部分の描写から、少なくとも私は「どんなジャンル」 「どんなメロディ」「テンポ」などの情報が ほとんど頭の中に入ってきませんでした。 何かの記号の書かれた紙を見せつけられている感覚に近いです。 静香の「好きなこと・打ち込むこと」と Pの「好きなこと・打ち込むこと」を並列させているからこそ お互いの人間性が浮き彫りにならなければ、読者を完全に 物語の中に引きずり込むのは難しいと感じました 今回はPの人間性というものがあまりにも薄く、見えて きませんでした。 静香がメインだからPの描写が薄くなるのはわかりますが、 だからこそ最後に印象付けられる彼の「楽譜」を 利用できなかったことが、何より残念でなりません 長々と書けとは言えません せめて、作者様の頭の中に描いたメロディを、 読者が感じ取れる五行程度の箇条書きで構いません 彼の人間性の写し鏡となる「楽譜」の内容を もう少し具体的にしていただければ、より物語に入り込めた のではないかと思っております 全体的に奥行きが広く、構成もシンプルでわかりやすい。 だからこそ、私が上記した部分が気になって仕方ありませんでした。 だからこそ「惜しい」作品、という評価を突けてしまうこと どうかご容赦ください。 -- (ゴーヤ) 2020-07-09 23 15 11 繊細な味付けの作品だと思いました。 良いテーマ、素敵なストーリーが魅力的ですね。 静香にとってプロフィールに書くほど重要なファクターのはずのピアノですが、あまり触れられる機会が無いので、今回こうして物語になっている物が見られて嬉しかったです。 -- (azuu) 2020-07-13 22 36 12 感情にまっすぐな静香の、葛藤や挙動を愛おしく思えるお話でした。題材が綺麗にまとまっていて、後半の(オーディション以降?)シーンの描き方が、派手さはないんですが見応えがあって、映画のワンシーンかと思いました。プロデューサーはどんな曲を作ったのでしょう。気になります。 -- (名無しさん) 2020-07-14 03 00 51 なかやまでした -- (なかやま) 2020-07-14 03 01 15 総括すると静香の為に作られた静香の為の優しい世界。 明確なテーマに沿って問答無用、小細工無しの真っ向勝負。王道を行くストーリー展開は先が分かっていても読者の興味を引きつけます。 故に、惜しいと思ってしまったのは、本作独自の味付け部分。せっかく用意した舞台装置を使い倒していくしつこさが薄味だったことが勿体ないと感じました。一つ、具体例を挙げるならば、女の子と交わした「きらきらぼし」の回収作業だとか。脇役が活き活きしている作品は、それだけで世界が広がって見えるものです。だから、プロデューサー以外と交流している静香がもっと見たかった感があって。そう言う意味での本作は、何というかとても箱庭的で、ただ、丁寧に作られてはいるので、結局個人の好き好きかな。 -- (餡煮詰め) 2020-12-14 01 32 41
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【Shadow】 破落戸の溜り場であるその酒場で,男は静かにお湯をすすっていた.ただ,静かに,すすっていた. そして今宵は,どうしてか舌がヒリヒリする. お湯が熱すぎるから?いや,違うさ.昔のおまえがどうしてか脳裏をよぎって,つい懐かしんでしまうんだ. おれはいま,酔っているのか?いや,これはお湯だ,酒なんかじゃないさ.だから酔わないはずだ. しかし,なんだって今日の日に限っておまえのことばかり思い出すんだ?なあ,教えてくれよ・・・. 人は,過去を引きずる生きものなのか,それとも完全に払いきれる生きものなのだろうか.男はお湯を更に口に含み,そう考えていた.同じところをグルグルと思考しては止まっていたのだ.もしかしたら,男が飲んでいたのは,お湯ではなかったのかもしれない.酒場のマスターが,頻繁に来るその男のことを思い,お湯にアルコールを混ぜたのかもしれない.それを確かめる術は,我々には出来ない.その男の言葉を追って,判断するしかないのだ. いま,彼の言葉に耳を傾けるべき時がやってきた. 【Edgar】 誰だって,リーダーにならなければならない時がある.彼もまた,そうだった. ただ彼は,幾分かそう決断する時が他の人より早かったのかもしれない.その背景には,何があるのだろうか. それがお湯だって?そう主張したいのなら,まずは自分から犠牲になればいい.おまえが,最初の一例になればいいんだ. 彼は,いつも周りを引っ張っていた.時々,休みの合間に工学の本を読みふけっていたが,それは束の間.なにか一大事が起きれば,皆は彼のもとへ集まる.彼は,それだけ皆を導く力と洞察力を兼ね備えていたのだ.フェミニストだという彼の一面は,その次の次の話ぐらいだろう.彼は,勉強熱心なのだ.片時もメガネを離さないでいたし,弟からすすめられた茶をすすっては専門書を読んでいた. 【Celes】 生涯の大舞台に出る時,果たして人はどう振る舞うのであろうか. 少なくとも彼女は,見事に,且つ大胆にその大舞台に出て,彼女自身の人生にデビューしたといっても過言ではないだろう. 分かったわ.私が最初の一例になればいいのね?ただし,条件があるわ. "あなたがきちんと幕締めをしてくれること"よ. あなたがキッチリキレイに終わらせてくれれば,私も幸せだし,あなたもみんなも幸せじゃない?ねぇ,夢追い人さん? 恋は,人を一変させる.まるで別人のように.彼女が良い例である.受け止めてくれる人ができた彼女は,"それまであった悲観的なものの見方が消え,大分落ち着いた"と彼女のパートナーは言っている.彼女たちパートナーを別つものなど無いくらい,絆の深さは計り知れない.恋は,人生を輝かせる.例え恋で敗れても,何度も自己を磨き,再度アタックする.そうして,より洗練された自分を形作ってゆくのだ. (続く) 戻る
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また逢いましょう(前編) ◆KKid85tGwY 時系列順で読む Back うには美味いな、美味しいな Next また逢いましょう(後編) 投下順で読む Back うには美味いな、美味しいな Next また逢いましょう(後編) ストレイト・クーガー また逢いましょう(後編) 無題 柊かがみ また逢いましょう(後編) ミハエル・ギャレット また逢いましょう(後編)
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☆ましょう語録★ 真 性 = ま し ょ う 信州=しながわ 閑古鳥=きゅうかんちょう 会社=しゃちょう 春眠=はるみん おつかまいたち メテオやめてお バイオやばいお 角が立つ=つのがたつ あからさま=あらかさま 錯綜=こうさく わき上がる=ワキガ 貫き=さき 憎悪=ぞうあく くさまん=くまさん 殺陣=さつじん (風邪を引いたので)ねぎをあれしてアレにつっこんでアレで寝てみるよ。うそだけど。
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ゆめであいましょう【登録タグ JASRAC管理曲 PolyphonicBranch ひなのすけ ゆ 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:PolyphonicBranch 作曲:PolyphonicBranch 編曲:PolyphonicBranch 唄:初音ミク 曲紹介 叶わないならせめて、夢で逢いましょう。 10年以上温めてきたメロディを形にしました。(作者コメ転載) PVは ひなのすけ氏 が手掛ける。 アルバム『PARADISO』収録曲のボカロバージョン。 CD 『Noah s Ark』 収録曲。 歌詞 夢で逢えたなら 伝えたいこと 幾千の言葉 ひとつの愛を 夢で逢えたなら 二人歩こう 実りの草原 手をつないでこう 深い森の奥には 白い教会 幸せの鐘が鳴り 笑顔が満ちる 夢で逢えたなら 二人眠ろう 一人では歩けない 背中を押してください 黄金の夕日空 涙でにじむ やがて月の光が私を包み そっと溶けて消える 想いは満ちる 今日も一人 終わりのない夢を見る コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-04-15 22 56 28) めっちゃいい曲ですね! -- ゴル (2013-04-15 23 05 32) いい曲だぁ~( ´▽`) -- 林檎 (2013-04-17 01 55 23) ありがとうございまーす(^ω^) -- 夜叉丸 (2013-04-18 20 09 13) この歌すごくいい、メロディも歌声も綺麗。これから伸びると思う! -- 白痴 (2013-04-21 17 10 58) 綺麗でしかも神調教ですね! -- 名無しさん (2013-04-21 17 35 33) こういうボカロも聴いてほしいって思います -- 名無しさん (2013-04-23 20 45 34) 好きな感じの曲だった -- 名無しさん (2013-04-23 20 48 08) もっと評価されるべき。すごく綺麗…。 -- 名無しさん (2013-06-12 01 33 15) 曲も動画も最高にすてきです! -- るあ (2013-09-29 01 34 16) 十年という歳月をかけて試行錯誤した結果生まれた名曲ですね。素晴らしくて言葉も出ません…。 -- 名無しさん (2014-12-24 16 18 32) 綺麗だし、歌詞も好き!! -- 名無しさん (2016-08-28 21 13 09) 名前 コメント
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嫌になるくらい暑いとある夏の日の放課後、 「今日はHRが早めに終わったし、あたし達が一番乗りかしら。」 「かもな。」 あたしとキョンはそんな他愛も無い会話をしながら暑さに耐えつついつもどおり部室へ向かっていた。 「部室前に到着。さて、中に誰かいるかしら?」 そう言いつつあたしはドアノブに手をかけ回してみる。 結果、扉は開かずただガチャガチャと無機質な音を奏でるだけだった。 「鍵が閉まってるってことはあたし達が一番乗りね。」 「みたいだな。」 別に何の特になるわけでもないけど一番乗りって何か気分がいいわよね。 「一番乗りが確定して悦に浸るのは結構だが、何時までもここでぼさっとしてる わけにもいかんだろ。さっさと鍵を開けてくれ。」 「…言われなくても開けるわよ。」 せっかくいい気分だったのにあんたの台詞のせいで台無しじゃない。バカキョン。 そう内心で愚痴りつつ、あたしは鍵を開けた。 キョンがあたしの気分に水をさしたのは腹が立つけど、こいつの言うとおり ここでぼさっとしててもしょうがないもんね。 「ほら、開けたわよ。」 これ以上こいつにぐちぐち言われるのも鬱陶しいしさっさと入っちゃおっと。 あたしはドアノブを回し扉を開けた。 「暑っ!」 開いた扉の隙間からむしっとした暑い空気が流れ込んできたので思わず叫んでしまう。 廊下の気温も相当なものだから部室の中はもっと暑いとは思ってたけどまさかここまでとはね…。 「天気予報によると今日は今夏一番の猛暑らしいからな。そんな中ずっと締め切ってれば 部屋もそりゃ暑くなるだろうな。どれどれ。」 そう言いつつキョンは扉の隙間から漏れる熱風を確かめるためかあたしに近づいてきた。 「…確かに暑いな。」 「でしょ。」 それはいいけど、ちょっと近づきすぎじゃない?体が引っ付きそうなんだけど。 …そりゃ、あたしからこれくらい距離を詰めることはよくあるけどさ。でも、逆は なれてないというか、その…な、何か調子が狂うじゃない、バカキョン。 「こりゃ中はサウナ状態だな、こんなところにずっといたら茹蛸にでもなりそうだ。」 あたしの動揺を他所にキョンはいたっていつも道理ね。 「バカなこと言ってないでさっさと窓を開けるわよ。」 たく、人の気も知らないで…。 「へいへい。」 「……暑い。」 部室の窓を全開にした後、いつもどおりにパソコンでネットサーフィンを始めたんだけどこの暑さのせいでどうも調子が出ない。 「キョン、どうにかしなさい」 暑さのせいで声がいつもより弱々しいものになる。 「むちゃ言うな。自然現象は人間の力じゃどうにもならん。」 そして、キョンも暑さに堪えているのか返答が何時も以上に覇気がない。 「ここに神様でもいたらどうにかなるかもしれんがな。」 何でそこであたしを見るのよ。 「バカじゃないの?」 神様にしろ何にしろそういう不思議なものがそこらへんにころがってるわけないじゃない。 「…かもな。」 そう言いながら何故かキョンはあたしに微苦笑を向けた。 何よ、言いたいことがあるなら言えばいいじゃない。黙って溜め込むのは精神に悪いわよ。それと、 そういう表情は古泉くんとかがやれば様になるけどあんたがやっても全然ダメダメなだけだからよしたほうがいいわ。 ……と言おうと思ったけど、ただ体力を無駄に使うだけなので言わなかった。 そのかわり溜息を一つ吐いてそれをキョンへの返答としてやった。 暑さに辟易しているあたしたちを他所に太陽は核融合全開で何時も以上に眩しく輝き熱をこれでもかと提供してくる。 …もう、我慢の限界。 「あー、もう!暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い、ア、ツ、イ!!」 「…暑いのはわかったから少し落ち着け。叫んでも余計に暑く感じるだけだぞ。…そうだ、 自販機で冷たいジュースを買って来たらどうだ?少しはマシになると思うぞ。」 冷たいジュースか…いいわね。でも…。 「…そんな気力残ってない。」 「叫ぶ気力はあるのにか?」 「…うるさいわね。」 「…やれやれ」 毎度お馴染みの仕草でそう呟いたかと思うと急に何かを思いついたような顔つきになった。 これが漫画とかアニメだったらキョンの額十数センチ上空で電球が瞬くんでしょうね。 「どうしたのよ?」 「いや、ちょっといいことを思いついてな。」 「いいこと?」 「部屋の温度を下げるのは無理だがお前の体感温度を少しマシにすることはできるかもしれん。」 「何する気?」 もったいぶらないで教えなさいよ。 「直ぐにわかる。」 そう言いながらキョンはあたしの後ろにまわる。 「ちょっと。」 「少しの間前を向いててくれ。直ぐに終わるから。」 …何だってのよ。 「もし何にも効果がなかったら罰ゲームだからね。」 「どうだ?これで少しはマシになっただろ」 キョンの言うとおり少しだけ感じる熱さがマシになった。 「ほんの少しだけど、確かにマシにはなったわ」 あたしはキョンが作った馬の尻尾をいじりつつ答える。 確かにこの髪型なら首もとに風が通るから体感温度が下がるわね。 「そりゃ何よりだ。」 あたしとしたことがこんな初歩的なことを見落とすなんて…迂闊だったわ。 「しかし、よく思いついたわね。」 「妹が前に言ってたんだよ、この方が涼しいってな。」 「ふーん、成る程」 伊達に妹がいるわけじゃないのね。 キョンのおかげというか専らキョンの妹ちゃんのおかげで暑さがマシになったのはいいんだけど、 今度は喉が渇いてきたわ。ジュースでも買いに行こうかしら。 「ねえ、キョン。」 「何だ?」 「ジュース買いに行かない?」 「いいぞ。」 珍しくあたしの提案を快く受け入れてる所をみるとこいつも喉が渇いてるみたいね。まあ、この暑さだし誰でも喉が渇くわよね。 「それじゃ行きましょ!」 あたしはキョンの手を掴んで部室の外へと向かった。 ジュースを買いに行く途中、あたしはある疑問をいだいた。 「ん?」 「どうした?」 「いや、ちょっと引っ掛かることがね」 「引っ掛かるって何が?」 キョンは当然の疑問を口にする 「聞きたい?」 なので、あたしは不本意ながらもこの状況に即したポピュラーな応答を返してやる。 「別に無理して聞きたいわけじゃないが、お前がどうしても話したいんだったら 聞いてやるのもやぶさかではないくらいには聞きたいといえないこともない。」 「何よそれ。」 結局は聞きたいってことじゃない。だったら素直に聞きたいって言いなさいよ。たく、回りくどい言い方ばっかするんだから…。 「…はぁ。まあ、いいわ。話してあげる」 どうせ、あたしの疑問を解消できるのはこいつだけだし。 「そうかい。じゃあ、聞かせてもらおう。」 「さっき部室であんたがあたしの髪をポニーテールにしたじゃない?」 「ああ。」 「何で髪留めのゴムなんて持ってたの?」 普通男子高校生はそんなもの日ごろから持ち歩いたりしないわよね。 「!!」 予想外の質問だったのかキョンの奴あたしの質問に対してわかりやすく動揺している。 「な、何でって…」 ふふ、焦ってる、焦ってる。思ったとおりこれは何か裏がありそうね。 「まさか、あんたが自分で使うために持ち歩いてた…なんてことはないでしょ?」 そんなことあるあけないわよね。あんた、こんなの使うほど髪長くないもの。 「いや、それはだな…」 「それは?」 さーて、吐いてもらいましょうか。SOS団の風紀を守るためにもね。
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【検索用 しこくてもういちとあいましょう 登録タグ 2015年 NexTone管理曲 VOCALOID し アートトラック ピノキオピー 初音ミク 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ピノキオピー 作曲:ピノキオピー 編曲:ピノキオピー 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『地獄でもう一度逢いましょう』(じごくでもういちどあいましょう) きっと君がいたら 言うね ピノキオピーの楽曲。 6thアルバム「Antenna」に収録されている。 歌詞 記憶のふたパチパチ 瞬きするたびに ころころ季節が変わる フィルムみたいな景色 派手な気球 見上げて 「馬鹿だね」 って笑う 未熟な日々のひとつ ひとつ 拾い集める 心ない言葉たちに慣れた顔をして 強がりながら捨てた 子供特有の青写真 へたくそなギターを弾いて 憧れの物真似 不器用な君のひとつ ひとつ そこに残ってる よりにもよって 柄にもなく ギャグのひとつも言えないんだな 真面目な顔が 逆に笑えるって きっと君がいたら 言うね 明日も その明日も いつまでも 君がそばにいる夢を見たんだよ 君は悪い人だったから きっと地獄に落ちるでしょう 地獄で もう一度逢いましょう よりにもよって 性質が悪い はしゃいだ分 虚しくなるんだな 真夜中にふと目が覚めて それから 君がいないことに気づく 明日も その明日もいつまでも 君の自由な姿を見ていたかったよ 君は悪い人だったから きっと地獄に落ちるでしょう それじゃ また今度 明日も その明日もいつまでも 君がそばにいる夢を見たんだよ 君は悪い人だったから きっと地獄に落ちるでしょう 地獄で もう一度 地獄で もう一度 地獄で もう一度 地獄で もう一度逢いましょう コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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